批評会(8月30日)※【閲覧注意】一部不適切な表現があります。

志扇音憑(しおねつき)「性癖主義者たちのタンタロス(エゴイストたちのタンタロス)」

 

質問事項;序盤の展開で違和感あるところを教えてください

 

作者からひと言(始)

めんどくさい要求とくそみそ長い作品を読んでくださり感謝します。女同士のくんずほぐレズとエロくない描写をエロく書くことをやってみたかったです。設定や導入が非常にお粗末なので指摘を下さい。

 

以下批評

・早々からぶっ飛んでるなという印象 ただその経緯や展開の分析はうまくかけていて序盤の流れで指摘したいところはうまく思いつかなかった

・設定にある都市があってもいいかなと思った 人間十人十色で発散できる場所があった方がいいのかなと

・読破しました(会場拍手)

・要素としてのレズギャグバトルや調教バトルなどボリューム満点で面白かった

・導入の完成度は高かったが朝食のシーンの完成度がちょっと残念 状況分析が説明的すぎるのでもう少し風景描写等で織り交ぜていった方がいいと思う

・エロくないものをエロく書くのめちゃくちゃ最高でした 起きている現象と描写のギャップが面白いポイント

・コンパスじゅぶじゅぶシーンが面白すぎてそのあとの終わり方が残念な感じだった あと主人公は爆乳にしろ

・性癖をとりあげつつも作品内にレズという語が登場しないのはギャグですか?(会場爆笑)

 

作者からひと言(小休止)

主人公の必殺技が物足りないのは技術不足のせいですが、主人公が貧乳なのは趣味です。作中にレズという語が入っていないのは思想の問題です。全員レズの世界にレズをカテゴライズする意味はありません。コンパス舐めるのは擬似クンニのつもりですが円柱については擬似手コキのつもりです。

 

以下批評(再開)

・女が棒的サムシングをなめている描写を見てエロいと思えるんですかね

pdfの方が世界観がわかりやすくなっていた 冊子版には性都の設定は無かったんですね

・そのあとのバトルとかでは世界観がめちゃめちゃよく活用できていてよかったです

・必殺技名がかっこいい プライベートレッスンは面白かった

・姉ちゃんの一人称俺が許せないがそれはまあ性癖の問題なのでいいや

・委員長は頭おかしいなと思った 本人に自覚はないでしょうけど

・円柱のところとかは結構面白かったです

・主人公が学校通っていない割には一般常識あるなぁと思った

・登場人物全員女というのはうまいなと思った 性別による関係性の制約ができない分システムエラーが起きにくい

・どうせなら男をモブからも退場させてしまえばよいのでは 男が咬ませ犬なのも男性読者には納得いかないはず 「ナントカの銃」銃を出した以上はストーリーに銃を使うべきだという話

・主人公の能力は最初にやっていたことと大きく外れることをやっていない 必殺技が普段の挙動の延長上にあり残念 

・主人公のダメージ描写が多いことによる防御拠り能力の完備などぶっ飛んでいるようで王道ストーリーだった 逆に言えばレズセックス以外に見せ場がないともいえる

・レズ物でも指舐めや張り型舐めるなどあるので不自然ではないと思う

・設定としてバトル=恋愛になっているところがセコい うまく練ったなという印象

・思ったより突飛ではなかった やっていることがレズセックスなだけ テラフォーマーズの性癖版のようなもの 売れるかどうかはイラストレーター次第かな(会場失笑)

・あと単純な文章の独特さがある「仁王立つ」など

・作者のエロへの想いをぶつけるのはいいが商業レーベルで出すならニーズを考えた方がよいでしょう

・設定がちゃんと認識できていないんですけど 序盤が長いが設定は分かりやすいのかなと思った 町の設定や必殺技の漢字ルビなどカッコいい

・最後の一文が意外だった 霊散との関係性をもっと掘り下げさせてほしい

・戦闘力はゼロだが一発逆転できる能力はとてもアツい 主人公向けの能力だと思う

・ラスト周辺がラノベ第一巻の終わりみたいで面白い 続きの可能性を示唆しているが、一方で真面目過ぎて違和感がある 百合小説みたい

 

作者からひと言(終)

実は続きがありますが上下編で終わります。三文には出しませんのでご安心ください。能力のベース設定や展開の新規さで勝負できないのでテンプレをいかに設定と文章で味付けできるかをやっています。実は姉妹ではなくあくまで姉妹はフリだという話なんですが理解していただけなかったのは力不足です。委員長のキャラは濃すぎたかなと思っている。ほんとうのじぶんというのは世界に認められることがないのでその妥協点を探ったつもりです。