作品名:カムイ、ふたたび
作者名:奥田れもん
質問事項
①参考にすべき歴史小説があったら教えてください。
②主人公のキャラクターの描き方について率直な感想をお願いします。
・アイヌの世界観の表現がよい
・先が気になる
・引き込まれる
・情報量は多いが収められている
・「神々の話→アイヌの子」など、話の順序が良いためアイヌの魅力が伝わる
・アイヌの少女の視点から話が出来ているのでアイヌに対する外圧が分かる
・主人公と同じ視点に立てる
・異世界をよく描けている
・切り替わりが唐突で繋がっていない部分がある
・最後にでてくる作品が学者のものであると主人公の意義が薄くなるのでは?
②キャラクター性あまり感じない←少女が主人公である必要性がない
・学者はアイヌに対して否定的な立場の方が良かったのではないか
・最初の方の段落で二字の熟語が多過ぎる
・最初の固い文章の感じからテルという片仮名が出てきて読者が驚く
・4p下段、「~しったこっちゃなかった」それ以外の文章の雰囲気とあっていない
・5p上段( )の中の説明がSNSのような雰囲気がある
・文章中に出すべき情報をもっと考慮した方がよい
・「迷いのない~」の表現から情景が浮かぶ
・伝えたいものをキャラの視点で描けている
・時間がとんでいてよくないという意見があったが、無理やり描くよりは良いのではないか。
・テルの性別が女であることが分かりづらい(もっと早く分かるようにした方がよい)
・神童でならなくてはいけない理由があった方がよいのでは。
・リアリティーがある
①歴史小説→史実
時代小説→話に幅をもたせる
「お勧め」吉川 英治、司馬遼太郎
②書きたい(テーマ)が先行した方が面白い話に。
②アイヌの少女の視点なのに学者の名前である「武田」が漢字で書いてあるのはおかしいのではないか。想像が足りていないように感じる
①歴史小説―史実の人間が主人公
時代小説―架空の人間が主人公
自分が書きたい時代の本を参考にしてみては。
飛鳥時代なら三田 誠広がおすすめ
・地の文がきれいでアイヌ語とマッチしている
・句読点が多すぎて読みにくい
・( )で立ち止まってスムーズに読めない。説明の仕方は工夫すべき
②あまり濃いキャラではなく、RPGの主人公っぽい
一人の人間として描けている
①史実の人物そのものではない→時代小説
・差別というテーマ―で見ると「私はこれまで~目が覚めた」自らの境遇に気付いていなかったことが描写されていて良い
・視点の角度がよい
・理屈ではないもので差別を打破したのがよい←小説の本質をついている
①冲方 丁の作品「天地明察」など一般的な言葉づかいで書かれていて斬新でよい
・強い女性を描きたかったのなら
1、 冒頭で女性ということを示す(歌うシーンを冒頭に持っていき、声の書き方などで表すことができたのでは?)
2、 アイヌに対する長い抑圧を描くべき(カタルシスを読者に与えるため)
・否定的なキャラがいた方が面白い
・良い意味で、国語の教科書っぽい(アイヌの感性など題材にできそう)
・武田のパートが少ない(倭人との対比を入れてみては?)→入れればラストに繋がる
・注釈を一回とばしている部分がある
・4p「命をさずける~」←想像力が良い、あまり出てこない発想
・説明が多く文章にとっつきやすい
・5p2段「最果ての~」←文学的で良い
①三国志←いろいろな作者が書いているので比較するのが面白い
「蝦夷は、天地」主語と述語を考えて分けるべき
・説明がバランスよく配置されている
・アイヌ語がまとまり過ぎていないのが良い
・「テルはー」多い
・「踵を返して」←振り向いてでは?
・「行く手」「未来」を一文で使うと、意味が重複している
・テルの性格が、少ないページでは伝わらない←キャラがぶれている(書ききれていない)ように見える
・「林に隠れて~」という表現では武田が死んでしまうような印象を受ける←書き方に工夫がいる
作品名:新歓幻霊事件
作者名:頤長太郎
質問事項:みなさんの出会った新歓の奇人変人情報があればお聞かせください。
・もっとくだけた文にした方がよい
・小かっこ雑っぽさがでていた
・新歓あるある
・新歓号にあっている
・ウェイサー感が出ていた
・縦書きなので数字表記はアラビア数字ではなく漢数字にした方が良い
・一般的ではないネタは最初の方に説明しないと話に入りにくい
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