作品名:背中の棘
作者名:夢見永遠
質問事項:率直な感想をお願いします。この作品の分類は何に含めばいいのでしょうか。
○作者から
感想とか考察とかあれば、言ってください。
・ひどく懐かしい(自分が中高生の時代で、鬱な時に書く)
ショートショート。
ストーリーらしきものがあるので、詩とは言えない。
・掌編と現代詩の中間
感想:わからなかった。
実際に何が起こっているのか、わからない。
→わからないからこそ、つまらない。
もうちょっとヒントが欲しかった。
・体裁に関しては、編集側のミス
・一読してモヤモヤした。
→モヤモヤしたからこそ魅かれる
ゲーム『ペルソナ』のイメージ。
・掌編と詩の中間。
言い回しがありきたり。
→ハッとさせられる文章がない。
尖った一文を挿入することで、油断している読者をハッとさせる。
洗練させていけば伸びる
・謎解きの要求はない
実体験を少しだけ入っている。
茫漠としすぎている。
→モチーフが淡白、清潔すぎる。
読者への妄想を期待するのであれば、強烈な一文かモチーフ入れるべき。
・30秒ぐらいのショートCM(アニメ会社が作った)な感じ
表現がありきたり
・解釈:ハンドガン=他人に触れ合う時に使う顔(仮面)
→内面を護っている→薬きょうの中には何もない。
黒い終焉=核戦争
白い永遠=終わらない日常
分類する必要があるか? ワンダと巨像系小説。
読者に感じさせる絵を描くのがうまい
→文字を使って絵を描いている
モチーフがありきたり
現実を全面に出している。
・フロイトの夢分析?
→作者:違う!
・解釈:自意識的な話を書いている
自意識の相対化⇒鳥
ハンドガンのやり取り⇒内面の葛藤と妥協
・ボーカロイドの歌詞にしてみると面白いかもしれない
表現メディアを変えれば、光る作品
○作者から
新宿、渋谷、ハンドガン→あえて使っている(現実感の無さからの乖離を防ぐため)
ネットの一行小説サイトに載せた。
イメージをもとに、文章をかく。
作品名:ソフィアの森
作者名:五月雨空星
質問事項:内容が理解できなかったところはありますか? あった場合、その理由は何ですか?
反論はありますか?
今後(私に)論じてほしい事象、作品、事柄があれば教えてください。
・最初から最後までよくわからなかった。
章ごとの繋がりがない。論理的な内容がない。
理解させるような文章ではない。
ディティールだけを積み重ねている感じ。
感情の部分で繋がっている。
自伝的に見ると、作者がそこにいる。
細かい部分で粗が多い。
→「無」から考える→論理がガバガバ
日本人の宗教性を考えるときに、キリスト教と仏教だけで解釈できるのか?
漱石論・カギュー論はよかった
※漫画論単体で完成させてほしかった。
→内容批評はない、分析だけ。
自伝として読んだ場合。
→バラバラの主題の章を並べているが、各章に出てくるトピックをつなげていくと「作者」が立ち現われてくる。
作者が作者を問い続けている
作者が生きてきた文化を鏡にして、自分自身を見ている。
・感想:冒頭が自伝的
P24~ 三橋先生の現代文化概論→深めていける部分はある。
今後論じてほしいもの→ふみふみこ論とエロ漫画の文章。
引用→数を減らす、強調したい部分を引用する。
・「バイ・セクシャル」の部分で興味を持った。
東京グールが好きなので、ライバル視していた
ポスト・キャラクター論の部分がとても面白かった。
→もっと強調してほしかった。
・前半:ふんふん、なるほど。
イマジナリーライブラリーがスッキリと理解できた。
キャラとキャラクターの部分
→テヅカ回帰への部分を深く考察してみると面白いかも。
文字がでかい→キャラ語の話→考察できる。
漫画の登場人物が「私(わたくし)」性を生きているキャラクターではないか?
・言葉の概念定義が曖昧になっている
→叙述の問題!
・「オタク」として読むと、納得できる。
宗教とオタクに関して論ずる部分で、同じ視点にたって考えているなあ、と思った。
声優、アイドルなども包括できる議論ではないか?
<「オタク」の未来予想図を描き出してほしい>
現在の「オタク感」と昔の「オタク感」は違う?
以上、2作品を扱いました。
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