批評会(7月11日)

7月11日 批評会

 

カーテンの、ゆらぎがもたらす不可知の涼風

 

【第五回(最終回)】

 ついに最後になってしまいました、五月雨の謝罪コラム。後半、反省の色が限りなく透明に近いブルーほども感じられなかったのは、おそらく夏の暑さがもたらした陽炎(KAGEROU)のような錯覚だったと思われます。当人は深く深く頭(こうべ)を垂れながら執筆しておりました。(ブラインドタッチでのタイピングではなかったことの暗喩)まあ全部ウソなんですけど。一年生諸君がいったい何人この記事を読んでくれたか(くれるか)はわかりませんが、二年生の五月雨おじさんの生態が少しでも広まってくれれば、小生、感激の極みであります。後期はなるべき顔を出せたらなあ、と切に願いつつ、今回はこれにて失礼をば。

[五月雨空星の一存~三文文士五月雨謝罪議事録~・完]

 

作品名:書き直し堤中納言物語 虫めづる姫君

作者名:瀬川白之

質問事項:説明不足・過多の部分を指摘してください

 

<以下、批評内容>

・ただの現代語訳ではなかった

・新しい試み

・作者なりのユーモアもあって面白い

・作者の主観もどんどん入れてみては?

・歌を訳すだけではなく、オリジナリティを

・ある意味で読者を混乱させるような逸脱をしてみるともっと話がふくらむ

・説明不足・過多は感じない

・古典の雰囲気をジャンプさせている

・最初は現代語訳っぽい、「ロングヘアー」で突然変わる

・読者をどこにつれていきたいのか?

・翻案?

・時代がかった単語とカタカナが混在していて困惑

 →いっそどちらかにしぼっても特徴は際立つ

・古典単語にルビを当ててみるのも面白そう

・一般的姫君の説明は現代っぽく書かない方が

・姫の性格を良いとは思わない

・悔しがるところをもう少し違う書き方

・作者がオリジナルでセリフを追加してもよさそう

・逆にセリフを地の文として書くアレンジも

 

続いて二作目

作品名:二十四時間の事象

作者名:副長工兵

質問事項:①キャラクターの相関関係は分かりましたか?

     ②この先の物語をあなたならどういう展開にしますか?

 

<以下、批評内容>

・相関関係はわかった

・美夜子さんがどこに行ったか

 →三鷹さんんをどこで出すか

  →この辺りから、続きを書けそう

・関係は分からず

・描写が少ない、表面的なことが多い

・キャラを把握できない、ページの割に多い

・関係を理解するとっかかりがない

・読みづらい(最近の作品では)

・二回読んで図を描くと関係が理解できた

・三鷹さんの教師というところを使えば後の展開ができそう

・関係がわかる(真咲と佑月で混乱)

・三鷹と美夜子とか、主人公とも展開

・一部ルビがなかったのも混乱の原因?

 

以上の二作品を扱いました。