6月6日 批評会
おはようからおやすみまで、
あなたの心にらぶ・まい・はーと(ひらがなってところがミソ)
どうも戦犯の五月雨です。最近はなぜか「三文のブラック」という二つ名で呼ばれることも多いですね。一年生の紳士淑女の皆々様にはあまり見覚えのないおじさんだと思うのですけれども、一応二年生です。中野キャンパスという流刑地から時たま現れる三文の隠しキャラと言ったら過言ですね、すみません。ただ参加率が低いだけです。(すみません)
これからブログを任されたのに放置プレイしてしまった罪に対して朗々と謝罪文を述べあげていきます。(全五回予定)地味に一年生への宣伝も兼ねてはいるものの、果たして何人の方が読んでくれるのかすごく不安ですが(むしろ不安しかない)、頑張ります。
作品名:アンビバレンス
作者名:瀧かさね
質問事項:三人称で書く上での注意点とオチの解釈を教えてください
<以下、批評内容>
・倉田さんは男?
・浮気
・三人称を書く上で、代名詞をもっと書いてほしい。
彼とか彼女とかを伏せたのはトリック?(ホモ?)
→トリックではない(ホモでもない)
・三人称的視点
男っぽいとか女性らしさを感じられる行動描写がすくない
・行動・動作・表情などの描写が多くて好きな感じ
・性別については混乱した
・P49、とつぜんの長セリフ。二つに分けると良いかも
・カメラワークのような地の文
・二人がいる場所、性別についての情報は早めにほしい
・倉田さんの一人称のように読めた
→三人称っぽい客観性が足りていない
・料理についてもう少し詳しく 和食とワイン?
・いま誰の視点なのか?
→二人しか出ないのでしぼっても良かったのでは?
・オチよりも描写に目がいった
・空間についての描写
→やっぱり「台所」でおどろく
・会話と地の文が等間隔すぎる
→テンポはいいけれどメリハリがない
・指輪でオチが不倫だとわかったけれども、そういう関係の人同士が指輪を付けているところに違和感
・視覚、聴覚は伝わりやすいが他の感覚は伝えにくい
→伝えにくいからこそ描写にこだわれる
味を表現できる言葉は八つくらいある
それを組み合わせてこだわればもっと良くなる
・オチにびっくりした
続いて二作目
作品名:それでも世界はなくならない
作者名:副長工兵
質問事項:①わかりにくい箇所はなかったか
②登場人物に感情移入は出来たか
<以下、批評内容>
・(以前読んでいたので)わかりにくいところはなかった
・主人公じゃない主人公
→感情移入しにくい
・手紙の部分で深みが出た
・読みやすい文体
・主人公とヒロインの行動を追っていて主人公にイラついてしまった
・作品としてまとまっている
・黒川との関係はざっくりしていていいと思う
・足りないものはないと思う
・わかりにくいところはなかった
・人物には感情移入できなかったけれど、共感できる描写はあった
・自縛
・主人公の生き方が固まってて変わらない
・P85、「~それが僕の答えだった」
→手紙前のラストなのでもう一手間ほしかった
・旅の場面を追加したのは正解だと思う
・読みやすい
・冒頭で主人公のことを強烈に印象づけられたのは大きい
・主人公は何がしたいのか?
→感情移入できなかった
・沙也加が主人公のどこが好きなのか分からない
・追加さえた二つのシーンはどちらも追加して大正解
・バットエンド→「それでも世界はなくならない」
手紙で読後感
・主人公に共感、感情移入して読めた
・黒川との距離感がすき、ちょうどいい
・結末には納得したくない
→作品に味を出す意味では良かった
以上の二作品を扱いました。
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